靭帯の誘発と連動の仕組み
ギターは正しい音を美しく奏でるために、チューニングをします。
チューニングとは、
正しい音が出るように調律することで、
音が低すぎる場合は弦の張り具合を強くし、
音が高すぎる場合は弦の張り具合を弱くしたりして、
音程の調整を行います。
このチューニングと靭トレは
同じ意味を持っています。
正しく整えるということです。
靭帯誘発の仕組みとギターのチューニングの仕組みは似ています。
ギターのチューニングは、
ペグというツマミの部分を回して、
その力でペグポスト(弦が巻き付いている部分)を
動かします。
そしてペグポストが動くので、
弦を張ったり、
緩めたりすることができ、
正確な音が出せるように調律ができます。
これは人間のからだに当てはめることができます。
靭帯は、関節にあり、骨と筋肉を繋いでいます。
・弦が筋肉
・ペグポストが靭帯
・ペグはまず最初に力を加えて動かし始める場所
・ギター本体の部分は骨
肘の靭帯を動かすなら、肘の靭帯を動かすのではなく、
ギターでいうペグを動かさなくてはいけません。
肘を曲げ、手をペグを回すのと同じように回していきます。
そしてこれ以上回らないところまで来ると、肘が上がってきます。
ここでやっと肘が動きます。
ギターでいうペグポストが動いて、弦の張り具合が変わってきた状態です。
手(ペグ)を回すことにより、靭帯(ペグポスト)が誘発されて動き、
筋肉(弦)の張りを調律できます。
人間のからだは200もの骨があり、
それが全て関節によって繋がっています。
つまり、ペグポストが関節の数だけあり、全てが繋がっているのです。
ということは、ペグを1つ回すとペグポストが動き、弦の張りが調律され、
向こう側ののペグポストが更に誘発され、
次の弦が調律されていくという連動が起きます。
人間のからだは、200もの骨が関節で全て繋がっています。
1つの動きから、
靭帯を誘発し、
次々と連動させてからだが動き、
全身を調律することができます。
連動させて全身を動かし、
自分自身のからだの動かし方を理解することで
自分にとって楽な状態で動くことができます。
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