靭トレにおけるハンディキャップのある方へのサポート
人間のからだは1人1人必ず違います。
1人として同じ人はいません。
靭トレは、年齢、性別、体力に関係なく、
どなたにも行えるシンプルな方法で、
本来の能力を発揮できる理想的な運動法です。
ハンディキャップをお持ちの方も例外ではなく、
靭トレは、人それぞれ持つ身体的特徴による、
得意な動き、あるいは苦手な動きを理解し、
自分自身にとって最適なからだの動かし方を得ることができる
唯一のトレーニングなのです。
例えば普段車いすを使用される方の場合、車いすの乗降があります。
今まで筋肉を使って乗降していたとしたら、
その部分は毎日同じように動かすため筋肉に疲労や、
痛みが起こる場合があります。
靭帯を誘発し、連動して動かすことをからだが覚えると、
からだが疲労することなく、楽に動かすことができるようになります。
突っ張り棒は、壁に対して垂直に、床や天井に平行になるように突っ張らせれば
しっかり留まり、荷物をぶら下げてもしっかり支えることができます。
しかし、壁に対して斜めに、床や天井に対しても斜めに突っ張らせたら、
支えることができず、荷物を落としてしまいます。
もし、斜めのままで荷物をぶら下げるとしたら、
接着剤で突っ張り棒の端を壁とくっつけなければならないなど、無理が生じます。
突っ張り棒を正しい角度で使用することと同じように、
無理をせずに支えられる最適なからだの支え方があります。
靭トレでは自分のからだに合った動かし方を見つけていくことができ、
自分らしくからだを動かすことにより、普段の生活が楽にできるようになります。
動かしやすい動かし方を知ることは自分自身を表現することになります。
それは、自分のからだでしか表現することができない動かし方だからです。
ハンディキャップを持っていることで、できることが少ない、
自分には足りないところがあると感じている方もいるのではないかと思います。
人間のからだは1人1人違います。
何かが足りないと思っても、他に優れた部分があったり、
ここはとても優れているという部分があっても、
犠牲になってしまっている部分がある場合もあります。
誰かと比べて足りないと思うのではなく、
自分のからだを理解し、動かせるようになると、
これが自分自身の持つ最高のからだなのだと感じます。
自分のからだの特徴を理解し、動かせるようになると、
自分のからだに自信が持てるようになります。
自分のからだへの自信になるということは、
自分自身を信頼できるようになります。
そのように、自分自身のからだを理解し、動かし方を知り、
その動きはからだの持つ能力を発揮したものであり、
表現となります。
自分らしく自由に動かすことができる
素晴らしいからだを持っていると感じでいただけるよう、
ハンディキャップをお持ちの方をサポートしていきます。
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